アフィリエイターという職業の寿命

どんな職業にも寿命があります。
いくら技術が高く情熱があっても、その職業自体がなくなったら仕方なく廃業ということになります。

アフィリエイトも現在は成長産業ですが、これが永久に続くわけではありません。
社会のニーズがなくなるか、新しい技術に駆逐されるか、他の競合産業に敗北するかなどして、アフィリエイトもいつかは滅びるでしょう。

そうなれば、どんなにキーワード発掘がうまくても、素晴らしいSEO技術があっても、激しく購買意欲を掻き立てる文章が書けても、アフィリエイターは強制卒業です。
(他の職業に応用は効くと思いますが)

私は2010年末にアフィリエイトを始めた時、これで最低3年間飯が食えたらいいや、と思っていました。
変動の激しいネット業界ですし、一生続けられることは期待していませんでした。

私がアフィリ収入だけで生計を立てられる様になったのが2012年なので、もうすぐ3年が経とうとしています。
どうやら、最低限の目標は達成できそうです。
そうなれば、欲が出てきて、これからもずっとアフィリエイトで生活したいと思うようになりました。

私にはアフィリエイト以外のスキルがほとんどありません。
健康なのでどこかで働くことはできますが、他の仕事で現在の収入レベルを維持することはほとんど不可能でしょう。
永久に、とは言いませんが、あと30年ぐらいは商売として成り立ってほしいなと願っています。

では、アフィリエイターという職業はあと何年ぐらい存続できそうなのか?
そんなこと正確に分かるわけはないのですが、未来は現在の延長線上にあるとも言いますし、過去のデータから推測してみようと思います。

●エクセルで未来予測
日本でのアフィリエイト元年はバリューコマースのサービスが開始された1999年とされています。
それ以来、アフィリエイト市場は伸びを続け、2014年現在もまだ成長していると見れれています。

少し古いですが、2002年から2011年のアフィリエイト市場規模のデータがあります。

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引用:アフィリエイトチャレンジ

これによると、アフィリエイト市場は急激に伸びてきましたが、近年は少し成長が鈍化しています。

このデータを元に、エクセルで未来予測をしてみました。
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2057年に市場規模が0円になる計算結果になりました。
あと、40年以上あります。
かなり大雑把な予測なので、これ以上の分析とコメントはやめておきます。

●経済産業省・特定サービス産業動態統計調査の分析
経済産業省が実施している特定サービス産業動態統計調査という調査に、広告費のデータがあります。
新聞、雑誌、ラジオ、テレビの4大媒体の他、インターネット広告というカテゴリがあります。
ここで言うインターネット広告はどういうものなのか記載がないのですが、アフィリエイトもその中に含まれていると思われます。

ここでは新聞、雑誌、ラジオ、テレビの4大媒体の他、インターネット広告の広告費の推移をグラフ化してみました。

netokoukoku

インターネット広告費の調査は2006年から始まり、その時点でラジオより多く、2012年には新聞を抜きました。

2006年以来2013年までずっと伸びています。
先ほどのようにエクセルで未来予測をすると上に発散してしまいます(青天井)。

将来のことはわかりませんが、控えめに考えても、短期間でポシャるとは思えません。

また、全体の広告費は横ばいなので、インターネット広告は既存の媒体からシェアを奪って成長しています。

自然に考えれば、これからも既存のメディアからシェアを奪い続けるでしょう。

負けるとすれば、まだ見ぬ全く新しい媒体だと思います。

しかし、強力な新広告媒体が出現したとしても、インターネット広告はすぐにはなくならないと思います。

インターネット広告の台頭により4大媒体はシェアを落としましたが、滅びるところまで行きませんし、すぐにはなくなりません。
それぞれの媒体にはインターネットにない強みがあるので、完全にインターネット広告が取って代わることはないでしょう。それと同じで新たな競合ができてもインターネット広告もすぐになくならないでしょう。

いつかインターネット広告も下り坂になるでしょうが、ラジオもしぶとく生き残っていることですし、いきなり急死とは考えにくいです。

憶測ですが、このデータを見る限り、インターネット広告はあと数十年はそれなりのシェアを占め続けると思います。

●グーグルの業績
グーグルはポシャればアドセンス
ネット業界の神、グーグルの業績の推移です(なお、グーグルの売上はほとんどが広告費です)。
グーグルが潰れれば、アドセンス広告もなくなりますし、アフィリエイターは大打撃を受けるでしょう。

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出典:ZDnetJapan

グーグルの業績はこの10年右肩上がりです。このグラフでは終焉を予測することができません。

いつか成長は止まるでしょうが、当面潰れることはなさそうです。
アドセンスアフィリエイターもしばらく心配しなくていいのではないでしょうか。

●まとめ
今回は3つのデータを元に、アフィリエイターという職業の寿命を考察してみましたが、あまり悲観的になる根拠はありませんでした。
少なくとももうすぐ終りを迎える職業ではなさそうです。

あと30年続くか、というと、続いてもおかしくないと思います。

なので、現時点でアフィリエイト業界の行く末についてあれこれ心配するより、目の前のアフィリエイター同士の戦いの方を心配すべきでしょう。私も最近は競合サイトに負けっぱなしで大変です。遠い将来より足元を見るべきなのでしょう。

しかし、戦いに敗れて0になっても、アフィリエイト市場がある限り、何度でも再挑戦できます。
そういう状況がずっと続いてほしいと願うばかりです。

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