派遣前訓練総括

○平成20年度4次隊派遣前訓練
訓練期間:平成21年1月7日~3月12日(65日間)
訓練場所:駒ヶ根訓練所(長野県駒ヶ根市)
参加者:187名(青年隊員126名、シニア隊員62名、男性100名、女性87名)
→一身上の都合で3名の方が訓練中で辞退された。

訓練目的:
①国際協力の現状とボランティア事業を理解する。また、任国の事情と異文化適応の手法について必要な知識を身につける。
②ボランティア活動に必要不可欠な水準の知識を身につける。
③心身の健康管理及び安全対策の知識を身につけ、自己管理能力及び安全管理能力を高める。
④ボランティア活動のベースとなる自主性、自発性、柔軟性、協調性等の適正を高める。
→訓練時間の約三分の二は語学に費やされる。その他、海外ボランティアに関する講義等。

○駒ヶ根訓練所概要
所在地:駒ヶ根市街地から約5km、南アルプスを望む中央アルプスの麓・標高約800mに位置する。
→1月半ばに大雪があり、その後も低温が続いたため、なかなか雪が融けなかった。気温も一番低い時でマイナス10℃ぐらいになった。しかし2月以降は暖冬の影響で雪も少なく、それほど寒さも厳しくはなかった。また、建物の中が暖房が利いているため、生活の中で寒さが支障になることは少なかった。

敷地面積:61,967m2
建築面積:7,576m2
延床面積:13,474m2
施設:研修棟2階建て、教室39室、診療室、図書資料質、LL教室、講堂等
宿泊棟3階建て、居室238、談話室、洗濯室
→隊員にはそれぞれ4.5畳程度の個室が与えられる。中には机、ベッド、クローゼット、電気スタンド等が備え付けられている。暖房も効いている。また、個室以外は自分たちで掃除する必要がなかったので快適だった。ただし自分の部屋はゴミ屋敷になった…。

○規律
禁酒・禁煙。門限10時。11時消灯。それ以降は建物の中に入れなくなる(中の人に頼んで鍵を開けてもらえば済む話だが)。

○週末
土曜の夜は大体飲み会に行っていた。平日は週末を楽しみに頑張っていた。日曜日は昼間は買い物と外食で帰ってきて宿題をするのがいつものパターンだった。

○誕生日会
訓練期間中に誕生日を迎える人たちは仲間(生活班、語学クラス、同職種)から誕生日会をやってもらえる。自分も何度か祝った。KTCには優しさが満ちていた。

○食事について
1日3食食堂で食べる。食べたら名簿にサインを記入しなければならない。人数分作ってあるので、全員食べることはほとんど義務なのだが、実際は無視する人もいるようである。食事の時間は決まっていて、かなり混雑する。並ぶのがいやなので、まっさきに食堂に行くか、時間ぎりぎりに行くかどちらかにしていた。味はなかなかイケルと思う。しかもヘルシー。だいたい2000cal/日を目安に作っているらしく、自分には少々不足のようで、期間中で2kg痩せた。そして3回に2回は一人で食べていた。そして非常に速かったので、まあ、いわるゆ、あれだった。

○健康
1月の後半に風邪をひいてしまったが、休むわけにもいかず、頑張った。1週間ぐらいで治った。みな一度は風邪を引いているみたいだった。

○語学
ホームクラス:毎日Davidが色々工夫した授業をしてくれたので退屈しなかった。多分準備が大変だったと思う。そして彼はもうすぐここをやめて、東京に引っ越すことになっている。ハードワーク過ぎたか。また、クラスメートには色々と助けられた。こっちからはまったく助けてない。そして英語力は確かに向上した。まだ、英語で仕事できるレベルではないけど、現地ではなんとか死なない程度にやっていける自信がついた。
授業の主な内容
・何かを題材にした会話の練習
・グラマー
・ボギャブラリーブックの記録と確認
・バーブカードの作成と反復練習
・聞き取り

テクニカルクラス:クラスメートみなハイレベルな英語力を持つ人たちだったが、何の間違いか自分がそこに混じることになってしまい、まるで一足先に現地に行ったような気分になった。Andyのアメリカンジョークも半分も理解できてなかったが、よく話を振られたのが愛想笑いで乗り切った。フィジーでの生活もはじめはこんなものなのだろうと考えていた。
テクニカルクラスのメインは英語プレゼンであるが、これに関してはKTCライフで最も労力をかけた。足りない英語力を補うには、工夫を凝らし、準備を入念にしてのぞむほかなかった。そしてそれはかなり勉強になった。

○講座・行事等
興味深いのもあれば、すぐに眠たくなるのもあった。ためになったTOP5をあげると、
①語学交流会:鍛えた英語力を実戦で確認するというイベント。そしてなんとか外国の人とコミュニケーションをとることに成功した。また、英語の歌をソロwithギターで披露したことも良い思い出になった。
②学校交流会:普段かかわることのなかった小学校2年生の子供たちをふれあった。こっちは訓練、向こうは勉強という位置づけであったと思うが、そんな理屈はどうでもよくて、楽しかった。交流会が終わり、ハイエースで学校を去る時、子どもたちがずっと車を追いかけてくれたのは感動の一ページであった。
③所外活動:特別養護老人ホーム訪問
はっきりいって辛い思いでTOP3でもあるのだが、しかし色々と考えさせられた。もう行きたくないけど、この経験は大切にしたい。
④貿易ゲーム
⑤生活技法講座
こうしてみてみると、講堂に座って話を聞くだけの講座は好きではなかったかも。

○アフター5
みなスポーツやったり、どこかでダベッたり、語学クラスで宿題したり、何らかの企画の準備をしているようであった。自分はほどんど居室で英語の勉強をしていた。そして窓から見えるお月さまに向かって物思いに耽っていた。

☆総括
かなり忙しい日々であった。しかし、知識、技能、思い出等、得たもの・すぐに消えないものは確かにあった。これを土台にして、現地で思いっきりジャンプしたい。

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