最も忙しい時期

<概要>
この時期は2年間で最も忙しい時期だったかもしれない。
2つ以上の仕事を同時進行していたので手が回らない日もよくあった。
7月ぐらいまではやることがあまりなくて、精神的にキツかったので、忙しいことは嬉しいことだった。今思えば自己満足だったかもしれないが、ずいぶんと張り切っていた。
平日はかなりハードな1日だったので、休日は家でのんびり体を休めた。そのおかげで体調を崩すこともあまりなかった。

11月9日
月曜日。朝から市役所で健康診断があったが、もちろん異常なし。同僚たちはみな肥満・高血圧だった。昼前からコンポストヤードで作業していた。3時間ぐらい晴天の中働いていたので鼻の頭が赤くなった。今日は時間の都合で昼飯ぬきだった。

オフィスに帰ってしばらくするとJICA専門家の川島さんがやってきて日本酒をくれた。かなりポイント高かった。帰り際にカウンターパートに今後の私の活動計画について話をした(2号報告書提出のため)。目先のことならともかく、来年のことまでわからないので、計画に関しては現在の延長線上のことを書いて、ささっとカウンターパートに確認・了承してもらって。すぐに終わらせた。正直言って、今後については周囲の状況を見ながら臨機応変に対応していくつもりなので計画などない。それより明後日にプレゼンを2種類やるので準備に忙しい。今週は正念場である。

11月10日
JICA専門家の人に実験場を案内した。そんなこんなで忙しい日だった。しかし課業後、チームラウトカとスバから来た迫田さんとで秘密の会合を開いた。私の家でピザ食べて酒飲んで、酔って遊んだりして、結局会議の内容はよくわからなかった。しかし次の日のプレゼンの準備を全くせずにそのまま寝てしまった。

11月11日
早朝からプレゼンの準備。自分の順番が回ってくる直前まで資料の修正を続けていた。この2カ月のコンポスト実験の集大成を発表する大一番である。口で説明できる自信がないので、パワーポイントに表現したいことをすべてつめこんだ入魂のプレゼンテーション、しかも2部作。
結果は、言いたいことを伝えることには成功したようだった。しかし、出席者の質問には適切に答えられなくて情けなかった。しかし、今回は実験結果をもとに次の提案も行ったが、反対意見はなかった。
そして、会議の後、急いで、プレゼンに対する出席者の反応を踏まえて、具体的な自分の活動を紙に書いて、この日のうちにカウンターパートとJICA専門家に見せて了承をもらった。これで年内は仕事に困らない。具体的にはマーケットの分別収集を推進させるための第一歩として、ゴミの調査を行ったり、アンケートを取ったりすることである。これまでのモニタリングも規模を縮小して継続するが、久々に違う活動ができてうれしい。とにかく今日は酒を飲んでもよいだろう(昨日も飲んだが…)。

11月12日
今日からマーケットの分別収集とコンポストの2つの仕事を同時にやることになるので忙しい。私のメインのカウンターパートが明日から日本に研修に行くので、その間のことを任されてしまった。多少は信頼されてきたのだろうか。彼が帰ってくる2週間を無事に勤めたい。それにしても、まだ英語がよくわからん。困った。

11月13日
今週はこれまでの活動のまとめと、今後の活動の計画を立てていたため非常に忙しい週だった。少し仕事を残してしまったので、うまくやれなかった部分もあった。来週はいよいよ新しい活動である、コンポスト化計画第二ステップとマーケット分別収集計画が同時にスタートする。当分は相当忙しくなりそうである。

ところで、私が携わっている生ゴミからコンポスト(堆肥)を作る事業についてまとめてみた。

背景
ラウトカ市では年々増加する廃棄物の処理に苦慮しており、その削減が緊急課題となっている。一方でラウトカ市の廃棄物の7割程度が有機物であり、堆肥化することによって大幅な廃棄物の削減につながることが期待されている。なお、2008年からJICA廃棄物プロジェクトが実施されており、コンポスト化事業はその中の柱の一つである。

具体的計画

家庭から出る生ごみの堆肥化の堆肥化のためホームコンポスター(堆肥化する容器)の導入を推進する。そのための実験を行う。
一方でマーケットから出る大量の野菜ゴミを廃棄物処分場にあるコンポストヤードで大規模処理する。

ホームコンポスティング(家庭での堆肥化)
ジャイカの援助で買った50ドル(2500円)のホームコンポスターをパイロットエリア(ラウトカ市のごく一部の地域)の住民の希望者に5ドルで配って(ジャイカの援助)、毎週巡回モニタリングを実施している(計50個)。ホームコンポスターは各家庭の庭に設置され、堆肥化すれば庭の花壇や畑に使用できる。現在はパイロット事業のため、格安で配っているが、フィジーで50ドルというのは結構な額なので、コンポスターをラウトカ全市に広げるにはより安価なものが望まれていて、その可能性の一つがドラム缶を使ったコンポスターで、これに関して私がその性能を実験している。まだ途中であるが、一応使えそうである。
マーケットゴミコンポスティング
ラウトカ市で出される固形ごみは一日48トン程度であり、そのうちマーケットで出される量は3.4トン程度で、そのうちの1.3トンを堆肥化するのが最終目標であるが、現在は0.5トン程度が堆肥化のために収集されている。堆肥化のため、有機ゴミ(野菜屑等)を効率的に集めるため、有機物・非有機物の二種類のゴミ箱を設置するなどの分別収集システムを導入したが、現在はうまく働いていないため、コンポスティングワーカーが集荷場所およびコンポスティングヤードで分別しており、かなり効率が悪い。これを改善するのが今後の私のテーマである。具体的には来週から現状把握のアンケート(今ゴミ分けて出してる?、分けない理由は?何で分けるか知ってる?等)取りながら、分別収集の目的や重要性を伝えていくつもりである。また、マーケット内でゴミ箱が明らかに不足しているので、アンケートの結果をテコにして増やしてもらうつもりである。そういった対策や啓発活動をアンケート後実施して、また2カ月ぐらいしたらまた同じアンケートをして、マーケットの人たちの意識や、ゴミをわけで出す人の割合を始めと比較して、自分の啓発活動の内容を評価することを繰り返して、最終的には完全分別を目指していく。
ところで、野菜ゴミは嵩張り、そのままでは扱いにくいので、3週間ほど露天で乾燥させて使用する。その乾燥させるのも色々と手間がかかるのだが、体積は5分の一以下、重さが8パーセントぐらいになるので一度に大量のコンポスト製造が可能となっている。
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ホームコンポスター(容積225L)
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ドラム缶コンポスター(225L)

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ラウトカのマーケット(多分フィジーで2番目に大きい)

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分別収集のアナウンスメント(なおこの直後、後ろで変なカンフーマニアのおっさんに顔殴られた)

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立派なポスターも作った(ジャイカ専門家が)

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2種類のゴミ箱。緑がコンポスト化可能なゴミ、赤いのがそれ以外のゴミ用

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ゴミ箱の蓋にはベジタブルオンリーの張り紙が張りつけてある。

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でも全く意味なし!対策が急務である(マーケットのゴミ集積場所)

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乾燥野菜ゴミとコンポストを成型する木枠(来週から実施)

●過去を振り返って
コンポストの作り方はその後大幅に簡略化された。

11月14日
今日も早朝ゴルフであるが、今日はおしかけコーチがやたらと金の話をしてきたので、今後は少し距離をとることにして、来週と再来週は行かないことにした。彼の指導でかなり上達して、特に最後のホールのドライバーショットはかつての岸田さんのショットと同じところまで飛んだ。やめるのもおしいので今後は自分で練習して、たまに彼の指導を仰ぎたい。

さて、今日はフィジー西部地区新隊員歓迎会が我が家で開催された。バの自動車隊員の中本くんと、ラキラキの短期隊員の高田くんを家に呼びつけて歓迎した。ゴルフから帰ってきて、家の掃除をして、料理の準備もして、大忙しだった。今日は総勢12名の隊員が我が家に集結した。私は恒例のラウトカ名物鳥の丸焼きを作ったが、好評だった。おいしかったので自分で3分の1ぐらい食べてしまった。あと某Tさんが野菜炒めを作りすぎ、大量に余ってしまい、なおかつ使いきれなかったキャベツを切ったものも大量にあって、しかも私もラウトカ野菜炒めを作ろうとしていて、その材料もあったのでどうしようか頭を抱えた。それはともかく、主役の二人も西部地区の隊員と交流を深められたと思うし良い歓迎会だったと思う。

●過去を振り返って
今思い出しても、彼の教えは的確だったと思う。しかし、あのまま付き合いを続けていたら、絶対に金でトラブってたはず。
これ以降、ゴルフはあまりやらなくなる。

11月15日
朝早く起きて、大量の皿洗い、その後ご飯炊いて、残り物のキャベツでスープ作って皆の起床を待ったが、起きてこないので、8時に全員起こして強制朝飯にした。昨日の残り物の、ピザ、貝カレー、調理途中の野菜炒めを再調理して出した。そのあと、みなでグタグタしていたが、昼前ぐらいに帰って行った。ホストとしての役目を果たし終わったので、そのあとはゆっくり休憩して明日からの一週間に備えた。

11月16日
昨日は十分休養を取ったので、100%の状態で月曜日を迎えることが出来た。今週は非常に忙しく、重要な週なので気合いが入る。今日はホームコンポストの見回りと、明日開始するするコンポスト実験の準備と、マーケットで実施するアンケートの仕上げと、色々忙しかった。明日からは重要な本番の日々が続く。私の活動の中盤戦が開始する。

11月17日
今日は朝からコンポスト作りに勤しんだ。シンガトカのオイスカというNGOから専門家の方を招いて指導していただいた。少し今回は、こちらの準備が整わないところがあって、思ったより小規模なものとなったが、無事にできた。2つ山を作って、一つは鶏分や米ぬか等を乾燥マーケットゴミに混ぜて上から水を掛けたもの、もう一つは単に乾燥マーケットゴミに水を掛けたものである。明日から毎日モニタリングに行く。しかし明日はこのモニタリングに加えさらに新しいを2活動を2つやって、その日のうちに結果をまとめなくてはいけないので、さらに大変だ。

11月18日
予想通り今日は地獄の忙しさだった。朝から昨日のコンポスト作りの記録をまとめて、ボスの嫌味に耐えて、10時過ぎからマーケットへアンケートを取りに行った。もっと英語が話せればスムーズに行ったのだが、あまり話が通じずくやしい思いをした。しかし、一緒に行った同僚がうまくやってくれた。帰ってきて結果の集計。昼からコンポストヤードでゴミの分別と種類と重さの計測をして、昨日のコンポストのモニタリングをやって帰ってきて、課業後はマーケットに戻って、写真を撮ったりしていた。そして家に帰ってきて結果の整理を続けている。正直消化不良気味であるが、わけあって非常に急いでいるのでここは無理してやるしかない。あとで振り返った時、あの時が一番忙しかったなあ、とか懐かしがるかもしれない。

●過去を振り返って
確かに、この時が一番忙しかったかもしれない。しかし、この時頑張っていた調査は結局あまり意味がなく、自己満足で終わった。

11月19日
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今日は朝からマーケットに行ってゴミ回収の場面をウオッチングして、そのままワーカーさんたちとコンポストヤードに行った。今日は新コンポストパイルのモニタリングと乾燥マーケットゴミの管理と、マーケットゴミのタイプ調査をした。
今日のマーケットゴミは1,030kgと平均の2倍程度。これに混じっているコンポスト化できないプラスチックゴミ等を取り除いて、種類別に分けた。ワーカーさんたちとともに、汗と埃と蝿にまみれ、半日かけてやった。数時間たった今でも耳に蝿の羽音が、鼻には生ごみの臭いが残っている。
それはともかく、この調査の背景として、昨日同僚とマーケットにアンケートしに行ったのだが、多くの店員が言うには、野菜と果物しか扱ってないので、ゴミの分別自体がそもそも必要ではないのだ、とのことであった。たしかにそれはもっともらしいこのなのだが、実際は全く分別はされておらず、多くの野菜以外のゴミが入っている。なぜか?答えはゴミに聞こうと思ったのがこの調査である。
その結果分かったことは、食べ物、飲みものの容器のゴミが多いということだった。マーケットの人たちは一日の半分をマーケットの中の自分の店で過ごしている。なのでその場で飲み食いする。そのゴミが出る。そのままゴミ箱に捨てている、と思われる。また、中には何かの薬やおむつまで捨ててあったりして、本当にここが生活の場になっていることが伺い知れた。今後の啓発活動でこのあたりも強調していきたい。
ということで今日は苦労した甲斐があった、有意義な提案が出来そうだなあと思って調査を終え、オフィスにコンポストヤードに迎えに来てもらうよう電話した。OKといっていたが、結局だれも来てくれなかったので一人で歩いて帰った。まあ、今日の調査も所詮自己満足だから、はっはは…。

●過去を振り返って
青年海外協力隊は自己満足。それでいいじゃないか。

11月20日
金曜日。今日も昨日と同様、ゴミの種類調査を実施した。今週は活動に関してはこれまでで一番忙しかった。さらにデスクワークを残してしまった。土日で片づけなくてはいけない。別にそれはよいのだが、最近非常に困ったことが起きている。なるべくこのブログでは他人の事を悪しざまに言いたくはないのものの、事実なので書くが、ボスの存在が廃棄物プロジェクトの阻害要因になっている。前から口うるさい人ではあったのだが、仕事はまあまあやっていたし、陽気で冗談好きで、面倒見も悪くなか
った。
しかし最近はいちゃもんに等しい口撃で周囲を困惑させている。今はだれも彼の周りには近づかない。プロジェクトに関してもともと彼は余り良く分かっていないので、部下たちは彼をスルーして仕事をしていた。さらに彼は最近一カ月の休暇を取っていたので彼だけおいてけぼりみたいになっていて、それが気に食わないのだと思う。だから自分の力を示すために部下たちに些細なことでもいちいち文句を言っているように見える。多分さびしいのだろうが、そんな彼の態度がますます部下を遠ざけている。
少し気の毒にも思うが、最近は私も口撃対象になっているので、同情はしてられない。幸い彼はもうすぐ定年してニュージーランド移住するのでそれまで我慢すればよいのだが、それまでが大変だ。今週はなるべく私はオフィスに滞在しないという作戦を取ったが、来週も彼への対策をたてなくてはならない。
こんなことに力を割きたくないが、日本もフィジーも所詮は人間世界。しょうがない。

●過去を振り返って
日本でもあんな感じで周囲から疎まれる人はいるんじゃないかと思う。

11月21日
土曜日。かなり疲労していたので一日家にいた。無為な休日に思えるかもしれないが、こうして無理せず体を休めているからこそ、フィジーに来て、仕事を休まなくてはならないほど、大きく体調を崩したことがないのだ。健康第一、取り柄それだけ。

11月22日
家で色々やっていたらそれだけで一日が終わってしまった。結局この土日はずっと一人でいた。

11月23日
月曜日。エネルギー100パーセントで出勤。そして今日も忙しかった。昼飯抜きで、コンポストヤードで作業し続けた。家に帰ってもデスクワークが待っている。とりあえず、一日中働き続けたことに自己満足。しかし、忙しいのはいいが、果たして正しい方向に進んでいるのかどうかは自信がない。今は自分を客観的に評価する余裕がない。実は結構無駄なことやってるんじゃないかなと思う時もあるが、かといって止めるわけにもいかずひたすら走り続けている。いずれ分かるだろうが、自己満足以外の物が少しでも残ってほしい。

●過去を振り返って
ほとんど自己満足だったと思うが、少しは何かが残ったと思う。

11月24日
日本から著名な先生がやってきて、日本のODAの視察をしていった。私も対応に当たった。また、第2回もやし栽培も豆が腐って失敗に終わった。
私がフィジーにやってきて8ヶ月が経過した。もう三分の一か。はやいもんだと思う。まだ大したこともしてないが、これまで大きな病気もなくやってこれただけが自慢である。次の三分の一では今やっていることの成果が出ているとよいが、どうなっているだろうか。まだ先が読めないでいる。

11月25日
昨日は疲れ果てて、7時ぐらいに寝てしまった。そして起きたのが深夜の3時ごろ。今からどうしようかと考えていると、部屋の外から瓶が倒れる音がした。もしや賊か、と緊張が走った。ケータイ電話とベッドの下の防犯ベルを手元に置いて、しばらく耳を澄ませていた。しかしそれ以上何にもなかったので結局そのまま寝た。そして朝起きたら体がだるかった。

そんなこんなで、普通に仕事に行った。朝から苦手とするボスとマーケットへ分別収集の啓発に行った。彼も色々と対策を考えているらしく、少し見直した。その後はコンポストのモニタリングに行って、帰ってきて資料作り。しかし、やるべきことが多すぎて消化不良の日々が続いている。一日三歩進もうとして、1.5歩ぐらいしか進んでいない感じだ。それとやはりもっと英語が出来ればなあ、と毎日思う。伝えたいことはあるのだが、うまく言えずに、自分の中だけに溜まっていく。もどかしい。

●過去を振り返って
この時俺は一人暮らし。防犯にはかなり気を使っていた。
寝る前に人が通る所に瓶を置いていた。賊が侵入したら倒れて音がするからだ。
一応、強盗が来た時の対応は考えていたが、いざその時になるとかなり緊張した。
結局、瓶を倒したのは、どこからか侵入した大きなカエルだった…。

11月26日
朝から同僚と一緒にマーケットへ啓発活動に行った。彼とは別行動だったので、私も一人でマーケットの人たちに話しかけて、分別収集の大切さとかを訴えた。20人以上の人と話をしたが、どれだけの効果があったのやら。帰ってきてモニタリングに行って帰ってきて資料作り。4時ごろになって、ボスが新人職員に延々と口撃していた、4時半になって帰ろうとして荷物をまとめて帰ろうとしたら、彼の目に止まってしまって、今度は私が対象になってしまった。私が必死に言い逃れをしているうちに、他の職員は皆帰ってしまってあたかも私がおとりになってしまったようだった。

ようやく抜け出して、短期隊員高田さんと会った。彼は今日家に泊まっていく。彼と落ち合った場所にもう一人いて、彼はコイカボランティア(韓国の協力隊員)のジュードさんと言う人だった。彼は私と同じラウトカの隊員でしかももう一年以上いるそうな。今までラウトカにコイカがいるとは知らなかった。高田さんとジュードさんは最近知り合ったメル友だそうな。この日の晩はこの2人が家に来て一緒に飲み食いした。いきなりだったので準備できてなかったが、日本の味、肉じゃがと味噌汁を急いで作って彼らを迎えた。ジュードさんは英語が達者であったが、私にとってもかなり理解しやすい英語だったので、彼の言っていることは大体理解できた。
また、彼は若くに見えたが私と同じ年だった。彼にはフィジーにおけるコイカボランティアの状況とか興味深い話も聞かせてもらった。そして、彼は韓国の酒を持ってきてくれたので、私は大変嬉しかった。帰り際に、会社辞めてフィジーに来て、韓国に帰ってどうするの?と聞いたら、それは確かに困った問題だが、今は目の前のことに集中することが先決だと言っていた。みんな同じなんだなあと思った。彼は今唯一のラウトカコイカボランティアで退屈しているらしいので今度キムチの作り方とか教わりに行こうと思っている。

●過去を振り返って
首都スバにもコイカボランティアの人が何人かいて、青年海外協力隊員とも交流があったそうな。日韓はあまり仲が良くないが、個人レベルでは仲良くやっていた。しかし、現在、フィジーからコイカボランティアは撤退したと聞いている。

11月27日
朝にモニタリングに行って、その後はシンガトカにある、オイスカというNGOに半分仕事、半分遊びに行ってきた。そこではYさんという日本人の方が代表者で、仕事上色々とお世話になっていて今回は個人的にお邪魔した。その日は隊員が5人も集結して色々と話が出来て楽しかった。また、Yさんは77歳という年齢ながら大変お元気な方で、自分もかくありたいと思った。Yさん特製の野菜はおいしかった。夜は酒を飲んで、Yさんより先に寝てしまった。

11月28日
朝にオイスカを出発して昼前にラウトカに到着。後は散髪したり買い物したりして過ごした。

11月29日
日曜日。今日は朝からナンディーの吉川さんがわざわざ家の掃除に来てくれた。彼女は掃除好きで私とは正反対であるが今回は大変にありがたい話である。私もゴミぐらいは捨てるが、拭いたりはしないので、結構家の中は汚くなっている。吉川さんはそういうところが我慢できないようである。まずはキッチン。古い使ってない調味料とか全部捨てて、一度テーブルの物を一度どけて、彼女の持ってきた洗剤で何度も拭いた(吉川さんが)。あとはガスコンロのこびりついた油汚れを何とかこびり落として(吉川さんが)、シンクも拭いて、床も床用の洗剤で拭いて、とにかく全部ぴかぴかになった。今日はキッチンだけで終わったが、今後料理をした後は必ず拭くことと言いつけられた。そして、彼女は夕立の中、引き止める私に振り返ることなくナンディーに帰って行った。

11月30日
月曜日。昨日からサマータイムが始まったので、いつもより早く家を出た。そしていつもより早く帰ってきたが、あまりメリットがない。ややっこしいのでやめて欲しい。

12月1日
今日から12月。南半球は暑いです。さて、今日は日本に研修に行っていたカウンターパートが帰ってきた。エンジョイしただけでなく、真面目に研修を受けてきたみたいで、かなりやる気になっていた。そして、彼がいない間の進捗を話して、理解してもらった。また、来週に3日間の休みを取りたいと、タイミングを見計らってボスに頼みに行ったら、OKだった。本日も手堅く前に進んだ一日だった。

12月2日
今日は朝から隣町のナンディーで定例会議に行った。前回は散々な目にあったので、今回はカウンターパートやジャイカ専門家チームを当てにせず、身銭を切って一人バスで行った。そして、10時に着いたら、会議は午後からに変更になったとのこと。もう二度と来るかと思ったが、今日はしょうがないので、時間まで炎天下の中を2時間以上散歩していた。昼飯を食べた後、ATMで金を下ろそうと思ったら、暗証番号を3回連続で間違ってしまい、キャッシュカードが回収されてしまった。文句を言いに行ったら、明日IDカードを持って来いと言われた。2度と来たくないと思っていたらいきなり明日行かざるを得ない状況になってしまった。この時点で、会議をほったらかして、ラウトカに帰ろうと思ったが、今日はプレゼンがあるので我慢して会議に行った。とにかく、本当にここは鬼門だ…。

12月3日
朝からナンディーに銀行のカード取り返しに行って、午後からコンポストパイルを作った。ここしばらく心身ともに疲れていて、今日はいいもの食べて早く寝ようと思っていたら、スーパーの前の八百屋でニラを発見した。前々からないかなと思っていたが思わぬときに見つけたので即買いしたが、なんと4ドル(200円)もした。通常の野菜の4倍程度、日本のニラの2倍の値段であった。ニラレバー炒めを作って食べた。うまい。でも次からは4ドルは出せないな。で、その後はゆっくりして早く寝ようと思っていたら、突然近所のコミュニティーの防犯会議が始まって、2時間ほど消費した。本当に参った。明日も重要な仕事が待ち受けている。早く寝たい。

12月4日
最近は多忙と暑さで体調が下向きである。ここで無理をしないのが人生経験というもので、睡眠時間を十分にとり、仕事に向かった。朝から廃棄物プロジェクトのビデオ撮影について回った。
ほとんと一日外にいたが、今日は実に暑かった。日本の真夏並みだった。今日は通常の業務の他、午後7時から廃棄物プロジェクトのワークショップがあって参加した。カバを8杯飲んだが、今日は夜も暑いのでちょうど良かった。
そして、ワークショップも無事に終わって、忙しかった今週もようやく終わった。ここしばらくやることが多く、またストレスになることも多く、さらに、非常に暑いので、心身共に疲弊してきた。今週末はゆっくり休みたい。さらに来週は仕事を3日休むので、ずいぶん楽になるはずである。正直今年の山はもう今週で越えたかと思う。十分英気を養って、来年ぐらいからまた新しい仕事に挑戦したい。

12月5日
土曜日。最近は季節が変わって、ニラとか白菜とか長ネギ等今までに見なかった野菜がマーケットに並ぶようになって嬉しく思っている。さて、夜にスバから湯川さんがやってきて、深夜まで熱い議論を交わした。

12月6日
日曜日。朝から近所の公園で2人でゴルフの練習。昼は楽器の練習等をしたりして、まったりして、夕方から近所の美川隊員を呼んで3人で夕飯を食べた。夜は再び酒飲んで、意見交換をした。

12月7日
月曜日。モニタリングして資料整理したりして単調な一日を過ごした。明日から休みを取って出かけるので、そのことで頭がいっぱいだった。

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